こんにちは!
今回は、英語が苦手な私が最初に悩んだ「語学力審査」について書いていきます。
応募時の語学審査とは
海外で活動をするJICA海外協力隊に応募するためには、応募時から語学力の審査があります。
JICAで独自に設定された【語学力目安表】を参考に確認してみましょう。
応募する際にどの要請を希望するのかを決めなければならないのですが、どの要請にも求人情報同様に募集要項のようなものがあります。
その一つに語学要件があるので、希望する要請の語学要件を満たしているかどうかの確認も必要です。
当たり前ですが、私のような語学が苦手な人は、要件を満たす要請も限られています。
海外旅行には困らない程度の英語力の私。
英検やTOEICなど受けたことがありません。
そんな私が何とか応募するために行ったことを紹介します。
語学力審査で認められる試験(英語)
今回は、英語の語学力審査で認められている試験のみ記載します。
詳細については、JICA海外協力隊の応募サイトを確認してください。
- 実用英語技能検定
- TOEFL®
- TOEIC®730
- GTEC
- CASEC(自宅受験型)
- IELTS
- JICA専門家定期テスト
- 国際連合公用語英語検定試験
- 技術英語能力検定
- 日商ビジネス英語検定
- ケンブリッジ英語検定
- 全国通訳案内士試験
- ビジネス英検(BEST)
- JICA 英語検定
- 協力隊シニア語学資格
語学審査の対象資格は、こんなにあります。
でも、私のように一度も語学関係の試験を受けたことがない人が応募期限までにどうやって準備をするのか。
語学関係の試験を受けたことがない人は「CASEC」を利用しよう
私が実際に語学力審査のために受けた試験が「CASEC」です。
CASEC:https://casec.evidus.com/
自宅でいつでも受験ができるので、すぐに語学力審査用の結果を得ることができます。
試験料も3,667円(税込)とそんなに高くもありません。
試験は、4技能で構成されています。
- 語彙の知識
- 表現の知識
- リスニングでの大意把握力
- 具体情報の聞き取り能力
正直、私にとっては難しい内容でした。
こんな単語聞いたことないよ~と思いながら受験しました。
試験の結果は、散々でしたが・・・ギリギリ語学力審査のDをクリアしました。
Dレベルの審査基準は、以下の内容です。
・英検準2級、3級
https://www.jica.go.jp/volunteer/application/long/language/
・TOEFL®410点(CBT103点、iBT34点以上)
・TOEIC®330点(Bridge 130点(2019年5月以前)Bridge 65点(2019年6月以降))以上
・GTEC(4技能 340点又は2技能 165点)以上
・CASEC(自宅受験型) 450点以上
・技術英検2級(旧工業英検3級)
・技術英検3級(旧工業英検4級)
・日商ビジネス英検3級
・商業英検 2級、3級
資格条件と選考指定言語を満たす要請を探す
JICA海外協力隊に応募しようと考えている方で私のような人はあまりいないと思います。
私が要請を探した際の資格条件と選考指定言語は、以下のような内容です。
- 最終学歴が高卒(大学3回生)
- 国家資格等なし(日本語教師はある)
- 選考指定言語レベルは、英語D
この3つの条件をクリアする要請を探しました。
全要請の中から、自分ができそうな活動の要請を片っ端から読み漁りました。
私がマッチする要請を探した職種
まず、自分自身に何ができるのかを考えるためにオンライン説明会に参加しました。
個別面談に申し込み、ZOOMで相談に乗っていただきました。
その結果、いくつかの職種に絞ることができました。
- 青少年活動
- 日本語教育
- 観光
- 環境教育
- サッカー
私の経験から最も適していると言われたのが、先日の記事にも記載したように「青少年活動」でした。
次にどうしてこの職種は考えないのかと言われたのが「日本語教育」でした。
「観光」は、私の第一希望でした。
全く経験がないものの、海外旅行が好きでSNS発信やブログを書くことが好きだったからです。
でも、条件を満たすほどの実力はないので諦めました。
「環境教育」は、最も学歴を問われない職種であったことが選択肢の一つとして入れた理由でした。
ベトナムの日本語学校でゴミの分別指導の経験くらいしかありませんでしたが、エコツーリズムや環境保全活動には興味がありました。
「サッカー」は、サッカー選手経験が生かせるのではないかと思い、検討しました。
ただ、「サッカー」では女性隊員の募集はほとんどないようなので、ほぼ不可能でした。
2つの職種からマッチする要請を探す
最終的に「青少年活動」と「環境教育」に絞りました。
青少年活動では、大学で学んでいるソーシャルワークの知識を生かした活動や日本語教師経験を生かした活動ができるのではないかという点で選びました。
環境教育では、海外旅行経験や日本語教育経験を生かした活動ができないかという点で選びました。
この2つの職種で私が希望することができる要請は、10件程度でした。
その要請をリストアップして、要請内容をプリントアウトして、応募締め切りギリギリに開催された説明会に持参しました。
締め切り日が迫るタイミング説明会に参加していたのは、私だけだったように思います。
他の方々は、次回以降の応募を検討しているようでした。
個別相談では、とても丁寧にお話を聞いていただきました。
そして、アドバイスもしていただき、応募するかどうか未だに悩んでいた私の背中を押してくれました。
説明会から戻った私は、自分がやってみたいと思う要請3つに絞り応募書類を提出しました。
最後に
語学力はあるに越したことはありません。
ただ、私のようなギリギリのレベルでも合格することはあるということです。
正直、落ちるだろうと思いながら応募したので、面接試験の案内が来たときは驚きました。
今は、スペイン語の勉強をしていますが、英語の勉強ももう少ししておかないといけないなと思っています。
語学が不安で受けるかどうか悩んでいる方がいたら、受けてみる価値はあると思います。
応募書類作成でお困りでしたら、できる限りのアドバイスはします。
私で良ければ、X(旧Twitter)やInstagramのDMでもご連絡ください。